2018年8月11日 / Blog Handmade | Material Leather Items
今日はLITSTAで不動の人気を誇るCoin Walletシリーズなど、多くの財布や小物に使われているイタリア産のレザー『プエブロ』の豆知識をご紹介します!
イタリアのトスカーナ州、フィレンツェで伝統的な製法で仕上げられている『プエブロ』
生の皮から、素材の革になる過程の「なめし」はもちろん昔ながらのレシピ。
近代的なものに比べて、自然界から得た渋・オイルなどがより多く使われます。
植物から得た渋が皮を腐敗させるものを取り除き、純粋なたんぱく質繊維の集合体へと変化させます。
そこへ時間をかけて染料を浸透させ、植物性オイルをじっくりと入れていきます。
このオイルがプエブロ特有の優しくほのかに甘い香りを作るのです。
ここでついに皮は革になるのです。
さらにこのオイルが革が製品になった後も革を磨き続けてくれるのです。
プエブロはここで完成ではありません。
そう、表面の仕上げです。
表面を真鍮のブラシを使って、1つ1つ手作業で起毛感を施していくので、新品はザラザラとしたツヤのないマットな状態。
しかしながら古いなめしレシピと植物オイルのおかげで使用するごとに滑らかに馴染み、一般的なレザーよりもダイナミックに色合い・質感が変化していきます。
また、手作業で起毛感を作るため、同じ色の革でもその革のコンディションによって雰囲気が一枚一枚違ってきます。
起毛感が多かったり少なかったり、
しま模様やまだら模様が現れたり、
新しい革を開くたびにワクワクさせられる、そこがまたプエブロの魅力です!
経年変化していく中でも、使うかたの環境によって表情の変化の仕方も違っていきます。
製品という枠を超え、プエブロはまさに個性を愉しむアートなのです。
実際に日々使う中では、油分を多めに含んでいるため水濡れにも強く、手入れが手軽なのも大きな特徴の1つ。
表面が艶やかに変化した後に、乾燥を感じた時にだけヌメ革専用のクリームを含ませてあげてくださいね。
大きく激しい経年変化を楽しみたい方にオススメのレザーです!!
LITSTAでは6色で様々なアイテムをお作りしています。
是非自分だけの色を見つけてくださいね;)
Detail
Tiny Coin Case / Camel
¥4,104(tax in)
Bill Case / Brick Red
¥16,200(tax in)
J Wallet / Yellow
¥29,160(tax in)
Name Card Case / Blue Green
¥8,208(tax in)
Mitsuami Bracelet / Blue Green
¥5,400(tax in)