--- 「Coin Wallet」のおはなし ---


こんにちは、LITSTA StaffのNaokiです。

今日はLITSTAの代表作
Coin Walletのおはなしをお届けします。

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僕がLITSTAを、そしてCoin Walletを知ったのは、
今から約8年前くらいでしょうか。

LITSTAのアイテムを扱っているお店に入社したことがきっかけで。
それが今やこうしてLITSTAの一員としてCoin Walletのおはなしをするなんて、
なんとも不思議な気持ちです。

当時僕がはじめてCoin Walletを見たとき、
「えっ!なにこれすごい斬新!かっこいい!!」

感激していました。

今はStaffとしてアトリエのある蔵前店や2k540店でたくさんのお客様と出会うけれど、
はじめてCoin Walletを見るお客様の反応は、まるであの時の僕のようで。


キャッシュレス化が進む中でも喜ばれるCoin Walletの魅力。
こんなにも使うのが愉しみなお財布ってなかなかなくて。
試作秘話や使い手のおはなしなど交えながらCoin Walletの魅力をお伝えします。

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Coin Walletは現在、
「Coin Wallet2」と「Coin Wallet3」がありますが、
そのどちらにも欠かすことのできないのが、この金具。


Coin Wallet2にはSilverとGoldの金具を、
Coin Wallet3にはBlackの金具を使います。

不思議な形のこの金具には、
500円玉、100円玉、50円玉、10円玉
を綺麗に整列させて収納することができ、
革のパーツたちとこの金具が組み合わさることで生まれるのが、
Coin Walletシリーズというわけです。

そんなCoin Walletを一言で表すなら
『一目瞭然』
この言葉がぴったりなCoin Walletを早速見ていきましょう!

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- Coin Wallet2 - 

 


それぞれに綺麗に収納された小銭たち。
『一目瞭然』とはまさにこのこと。

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金具に小さく刻まれた数字がさりげないおしゃれ。

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ポケットには残りの5円玉と1円玉を。
お釣りがたくさん返ってきてもマチ付きのポケットなので安心です。

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ただ小銭を綺麗に整列収納させるだけじゃない。
お札やカードも収納できなくちゃ。

両サイドに設けた2つのポケット。
お札は三つ折りに、カードも5〜6枚収納できます。

これだけの収納力がありながら、
これほどまでコンパクトなCoin Wallet。

「小さいレジみたい!」
そう言ってもらうことも多くて。

レジにはそれぞれ小銭を収納する部屋があって、
一緒に住むことはない。
だから受け渡しがスムーズ。

それが小さなお財布で味わえると思うとワクワクしませんか??


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item : Coin Wallet2
price : Silver ¥9,900 tax in / Gold ¥10,450 tax in
colour : 11col


     


    

**各カラーをタップしていただくと商品ページをご覧いただけます。

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- Coin Wallet3 -


3は2の進化版ですが、サイズはほぼ一緒。
だけれど、収納力はアップしました!!


お札を三つ折りにするCoin Wallet2とは違い、
大きなお札ポケットを加えたことでよりスマートな使い勝手が叶いました。

一般的な二つ折りのお財布はというと、
3辺を縫い、その上のスペースにお札を仕舞う。
このCoin Wallet3は2辺だけを縫うことでお財布自体の厚みを抑えた
職人こだわりのデザインになっています。

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四角くなりがちなお財布に、、
三角のポケットでアクセントを加えた遊び心。

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金具の裏とコインポケットの上部にはカード収納が可能なスペースを。
三角ポケットからカードからチラッと見えるのもポイントです。

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Coin Wallet3のカラーバリエーションは6色。
中のコインポケットには挿し色を加え、ここにも職人の遊び心が感じられます。


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item : Coin Wallet3
price : ¥17,600 tax in
colour : 6col



     

**各カラーをタップしていただくと商品ページをご覧いただけます。

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Coin Wallet2派か、それともCoin Wallet3派か。
家族や恋人、友人同士でも意見が分かれたりして、
Coin Walletを巡った笑顔を見るのが密かな愉しみだったり。


ぜひ店頭やウェブショップで見比べてくださいね!

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そして今回はCoin Wallet2の使い手代表として、
Staff Tomooのお姉さんにお話を聞くことができました!


Coin Wallet2を使ってみて、率直な感想は??

幼稚園などの急な細かな出費、
例えばお芋堀り¥200×2人分のときなどはお札を崩さなくて済むし
すごく助かっています!!
中身がわかりやすくなっているので、小銭がどれくらいあるかも把握しやすくて
お金の管理にいいですし、
例えば幼稚園の急な出費用と別の出費用で2個持ちもいいなって思ってます!

 


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なるほど!主婦さんならではの目線ですね。
たしかに急な細かな出費やお金の管理、
愉しいだけではなく使いやすい!
これはいいおはなしが聞けました(^^)/

ありがとうございました!!!


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なかなか使い手さんにおはなしを聞ける機会は少ないですが、
こういった場面で助かってますなんておはなしはすごく貴重です!

そして、こんなにも人々を魅了し続けるCoin Walletがどう誕生したのか、
DesignerのYukariにもおはなしを聞くことができました!

 


Naokiに紹介してもらったのはCoin Wallet2と3でした。
気付いたかたもいらっしゃるかもしれませんが、
数字の付かないCoin Walletがありました。
さらに言うと、Coin Wallet0に相当するものがありました。
ちょっとそんなおはなしを。

LITSTAのアトリエショップをはじめた10年前。
まだアイテムのラインナップもあまりなく、
フルオーダーのアイテムもよく作っていました。
そんな時に受けたひとつのお財布のオーダー。
それがCoin Walletの金具、コインキャッチを使ったお財布でした。
そのかたはその時にもコインキャッチタイプの付いたお財布を愛用していました。
古くなってしまったけれど、コインキャッチが付いているお財布がなかなか見つけられず、
オーダーしようと思ったんだとか。

当時のオーダーシート


 


この金具のギミックの存在、私は小学校の頃に知りました。
今のコインキャッチとはまた違ったものでしたが、、
おじいちゃんが持っていて、「超かっこいい!絶対ちょうだい!」
と、無理やりゲットしました。
でも、宝物すぎて使えず、今でも綺麗に残っています(笑)

それがこちら!

 


初めて見た時の気持ちを思い出し、
気に入って使っているかたのお声も聞き、
他にも欲しがっているかたも多いのでは、と思い商品化することにしました。

最初は手縫いでシンプルに。
(これがCoin Wallet0と言えるかと思います。特にお名前を付けてなかったんです。)
コインキャッチが主役のものを作りました。
もう、アトリエには一つも残っていないのですが、
御徒町周辺の雑貨屋さん特集の雑誌にちょこっと掲載されたのがこれです。

 


Coin Wallet0のカードポケットに5円玉と1円玉のおつりを入れるというかたが多く見られたので、
その後おつりポケットを付けた形に進化させました。
名前も「Coin Wallet」と命名して今の形の原点となりました。

おつりポケットにフラップを付けてきちんと閉じられるようになり、
じきに多くのかたに選んでいただけるアイテムへと成長していきました。

もともと知っていて探しているかただけでなく、
全然知らなかった若い方も、私の小学生の時と同じように「かっこいい!!」
と選んでいただけました。
小学生の時のあの気持ちを、Coin Walletを通していろんなかたに感じていただけて
本当に嬉しかったです!


Coin Walletのベルト



その後、ひとつの問題に直面しました。
イタリアからの革が大幅に値上げとなったのです。

最初はなんとかそのまま値段をキープしていたのですが、やがてそうもいかなくなり。

値上げに踏み切らなくてはならない。
でも、同じアイテムの値段だけ上がるなんて申し訳ない。
そんな気持ちで葛藤していた時、おつりポケットにマチがあったらいいな、、、
というリクエストもあったこともあり、革代の分は値上げするけれど、
つくりはより一層いいものにしよう、という結論に至りました。
私としては、小学生の子どもが中学生になったようなもの。
名前はそのままでいいと思いましたが、区別がつきにくいということで、
「Coin Wallet2」と改名することになりました。

その後も、値上げしたにも関わらず選んでいただけることに、
感謝の気持ちでいっぱいでした。


Coin Walletのポケット


さらなる転機はまたしばらく後のことで、
身軽に小さいお財布を持つかたが増えたこともあり、
Coin Walletだけで済ませられるように、お札も折る手間なく入ったらいいな、
というお声が聞こえるようになってきたのです。

そこで、「Coin Wallet3」の試作に入りました。
そこで直面したのは、お財布は四角いということ。
Coin Wallet2にお札を入るようにアレンジしても、
お財布に入るものは四角いカードや四角いお札なので、必然的に四角くなる。
そうすると、四角いCoin Wallet2と変わり映えしない。
2から3に新調してくれるかたもきっといると思い、
デザインをガラッと変えたものにしたいと思いました。
四角い折紙を半分に折ると、三角を作ることができる。
三角は、四角の次を担う形なんだと思う。

Key CaseやJ Walletでも三角をモチーフとしていたので、
Coin Wallet3は三角をデザインに取り入れることにしました。
もちろん、使い心地を最優先に。

出来上がったCoin Wallet3は、本当にお気に入りさんに仕上がりました。


Coin Wallet2と3


最近では、お財布も多様化が進んでいると思います。
使う方の考え方や生き方がとても反映されるアイテム。
私たちが作るお財布の種類もだんだんと増えてきました。

その中でも、進化を繰り返し思い出の詰まったCoin Walletたちが、
多くのかたに長く愛されることは、作り手としてこの上ない幸せです。

Coin Wallet4が生まれるかどうかはまだわかりません。
ただ、使い手を想うものづくり・自分たちだけのデザインという原点からブレずに、
時代に寄り添って進化し続けられる職人・デザイナーでありたいなって、
あらためて思いました!


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貴重なおはなし、ありがとうございました!
僕がLITSTAの一員になったときはすでにCoin Wallet2が定番でした。
お店に遊びに来てくれる常連さんで、初代モデルのマチなしを持っていて
すごく嬉しそうに自慢してくれるんです。
「レアでしょ!」って。
羨ましいんです、これがまた。

改めてCoin Walletの制作秘話を聞いてみて、よりCoin Walletが好きになりました!

そして、不定期ではありますが、
「一期一会」というその時にしか出会えない革の組み合わせで作るアイテムがあります。
その中に、たまに、一期一会なCoin Walletを作るときがあるのでチェックしてみてくださいね!



[ 一期一会 過去作 ]
 
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たくさんの想いを込めて作る職人がいて、
それをどこか遠くの地でも使ってくれる人がいて。

直接お会いすることのできないことのほうが多いけれど、

今日もどこかで
お財布を使うことを愉しみにしてくれている人、
このお財布にしてよかった、
このお財布をプレゼントしてよかった、
そう思ってくれている人たちの思いをこの先もずっと感じながら、
いいものを作ってお届けしたいと思います。

どうか、これからも愉しいお財布生活を。


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2021|07|10
Naoki